長男小学校の卒業式
長男小6の卒業式は、予想していなかったコロナ禍で行われました。
小6最後の1ヶ月はまさかの臨時休校
3月始めから全国の小中学生が、春休み終了まで臨時休校に。
長男、最後の小学生生活は、自宅で過ごすことになってしまいました。
心残りがあるのはむしろ先生かも
長男の学年は、長男含め、入学当時から手のかかる子が多く、毎年先生達は手を焼いていたように思います。
小4の担任が、この学年に大きな影響を与え、成長も重なって、活気ある学年に変わっていきましてね。
小5、小6と、影響を与えた先生と、もう1人の若い先生が、学年全員をちゃんと見ている感じがあり、子供たちの様子も変わっていました。
私は学校の役員やボランティアで、週に何度も学校に行っていたので、先生の関わり方による子供の変化を目の当たりにしていました。
それなのに。
小学生最後の最終月が、1ヶ月、なくなってしまった。
誰よりも悔しかったのは、担任の先生方だと思います。
卒業式で号泣していた担任の先生方
そりゃそうだよ。と思いましたね。
先生、2.3年、すごく大変なことを乗り越えて、頑張ったたし、その成果が子供達の目の輝きに出てるもの。
問題が起きても、逃げずに、ときに保護者会で涙しながら、対処してきた先生方。
子供も親もその姿を見てきてるからね。
卒業式の練習はほぼ出来ず
通常通りの卒業式の練習はできなかったので、簡易的な感じの卒業式になりました。
時間も短く、それでも式自体はちゃんと進み、ほとんど練習していないとはいえ、なんの問題もなく終わりました。
子供より号泣している男性2人の担任の姿が、今でも思い出されます。
長男の良さを引き出し、発達障害を楽しんでくれた担任2人
長男は、4年、5.6年と両方の先生が担任だったのですが、どちらの先生も、長男のできないさまざまなこととうまく向き合い、できる方法で伸ばしてくれました。
その成果は、不登校にならず、クラス内で居場所ができ、文が読めずに困っていた長男が国語のテストで100点をとるまでに。
先生の力は本当にすごくて、長男はいまだにその先生達を忘れられずにいます。
卒業式で撮った写真を飾る長男
異例の事態が起きたコロナ禍での卒業は、誰にとっても、どこか不完全燃焼であったことは間違いないでしょう。
ただ、長男は、それまで先生やクラスメイトと過ごしたことを大切にとらえているみたいで、卒業して2年経った今でも、卒業式の写真を部屋に飾っています。
いい思い出って、今を前向きに生きるのに、意外と役に立つよね。
ではまた。