ご飯を作ることは無駄だと思ってしまう
私はご飯を作る時間を「無駄」だと思ってしまいます。
時間をかけてご飯を作っても
割と若いころから、料理を作っている時間ってホント無駄って思っていまして。
食べる時間は一瞬だったりする
ご飯を作る時間って、30分とか1時間とか、かかるじゃないですか。
自分1人分なら、
1人ご飯=(納豆ご飯+お味噌汁+漬物)×生きている日数
でもいいのですが、家族や子供がいるとそうもいかない。
時間をかけてつくっても、あっと言う間に食べ終わると、作っていた時間はいったい何だったのか、と思ってしまう。
料理はおもしろくない
そもそも、料理がおもしろいと思えず、
料理=材料を洗ってきる×生食or加熱×味付け
だと思っているので、レタスを洗ってちぎって、さらに入れてドレッシングをかける。
これの何が楽しいのか。
鶏もも肉を切って、焼肉のたれにつけ込んで、次の日に粉をつけて揚げる。しかも家族4人分とか揚げると、30分くらいかかる唐揚げを作ることは1ミリも楽しくない。
自分の料理の中で、一応こだわりがあるパスタでさえ、冷蔵庫の材料とか手間に左右されない和風パスタ、またはクリームパスタが多くなる。
自分の料理に飽きてきた
ちゃんと「料理」と呼ばれる形でご飯を作り始めたのが、妊娠中くらいからなので、15年くらい。
実家に帰ったとき、外食宅配、レトルトやインスタント以外は、ちゃんと毎日ご飯を作ってきたけれど、正直もう飽きた。
なんかいつも同じ。
味付けも、色合いも、材料も、出来上がる料理も。
料理の本や動画を参考にしてみても
もう自分で考えるネタもつきたし、飽きたからと、本を見たり、動画を見たり、ネットで調べたりしてみるんですよ。
材料を買いそろえない限りいつもと同じになる法則
違うパターンの料理を作ってみようかと、参考にした動画などから、料理を決定。
しかし、冷蔵庫には、今の生活で買える食材がポツポツとあり、調味料もいつもと同じ。
基本の和食調味料(醤油・みりん・酒)+塩コショウ+だし系
甜面醤とか、ナツメグとか、パプリカとか、八角とか、ナンプラーとか。
そんなもの達は家にはいらっしゃらない。
アレンジ能力(代替力)だけはバツグンにある
長い社会生活の中で、自分についた生きる力として、若干自慢できることは、代替力があること。
料理本に書いてある材料や調味料のすべてを、今、家にあるものに置き換えるアレンジ能力だけはバツグンに高い。
砂糖→甘酒
小麦粉→片栗粉
甜面醤→味噌+唐辛子
出汁系→だしパック(袋を開けてダイレクトに投入)
などなど。
こんな風に置き換えていきますよね。
そうすると、できあがるものが、なんとビックリ。
素敵なママさんのレシピを参考にご飯を作ったはずなのに。
出来上がったのはいつもの和風なごはん。
あれ?中華っぽくしたんじゃなかったっけ。
あれ?なんか洋食っぽい動画だったはず。
アレンジ能力がバツグンすぎると、素敵なママさんたちの料理も、いつもの自分の料理になってしまう、というわけなんです。
要するに食べることにあまり楽しみを感じていない
食べることは、生きること。
私たちは食べ物でできているので、何を食べるのか、どう食べるのか、は生きる上での優先順位としては上のランクにあることは知識として知っています。
食べている時間がもったいない
やりたいことがありすぎて、食べている時間をもったいないと感じてしまうのです。
若い頃は、とにかくピアノを頑張っていたので、ピアノの練習やジャズの理論的なお勉強が最優先でした。
熱中して没頭することは、ある意味幸せですし良いのですが、
1日の食事=(作って→食べて→片付けて)×3回
1週間の食事=21回
1か月の食事=630回
1年の食事=7,560回
1回の食事の時間を短めに見積もって20分だとしても、
1日の食事の時間=20分×3=60分=1時間
つまり1週間で7時間。
1か月で30時間。
1年で365時間。
カップ麺を作って食べるという想定で時間を見積もっても、結構な時間なんですよねー。
家族のご飯作るのに1時間かかって、食べて片付けるのに1時間かかって、次の日の食事やお弁当の準備とかに時間かかってたら、
いったい何時間使っているの?
ってなるじゃないですか。
その時間があったら、できることがあるのに。
そう考えてしまっているんです。
一人で全部やろうとするとバカバカしくなってくる
子供には食べることの大切さを切々と語っているのに、親の本心はご飯を作ることも食べることも面倒だと思っているという。
食べることを面倒だと思い、菓子パンとグミで生きていたら、体調もメンタルもおかしくなって、その後復帰するのが大変だったので、ご飯はちゃんと食べるようにしていますが、
理屈ではわかっていても、やっぱりご飯を作る時間を無駄に感じてしまいますね。
やりたいことがなくなればいいんだろうな。
きっと。
ではまた。