次男の大人買い
小5の次男が、今年の夏、集団宿泊で、たくさんのお土産を持って帰ってきました。
同じ種類のお菓子を大人買い
お菓子の箱は全部で5箱。
リンゴパイばかりが5箱。
そのうちの1箱を私にくれました。
「家用にお土産買ってきたよ」
持っていったおこずかいをすべてリンゴパイに変えたらしい
なんでも、お土産を買う時間があったらしいのですが、
コロナ禍ですし、運良く行事が実行できただけだったので、
お土産も宿泊先の玄関にドーンと積まれる形で、少人数ずつで買ったらしいのです。
面倒だったから
時間制限はあるし、商品もいろいろあったけど、選ぶのが面倒だったらしい。
で、お菓子なら問題ないか、と思ったらしく、
持っていったおこずかい分全部をまとめ買い。
次男初めての大人買い。
1番に会計してさっさと部屋に帰った次男
なんか想像つくな、と思ったのですが、ザっとリンゴパイを取り、一番で会計に行き、
さっさと部屋に帰ったそうです。
担任の先生も驚きの行動だったようで、学校で担任に会ったときに、「大人買いしてました」と笑って話してくれました。
コロナ禍で安売りしてくれたらしい
おこずかいをいくら持っていったか、すでに忘れてしまいましたが、
なんでもコロナ禍で安売りしてくれていたらしいのですよ。
じゃないと、お土産で5箱も買えないでしょう。
私も大量のお菓子の箱を見たときは、ちょっとだけギョッとしましたからね。
どっから持ってきたんだ、これは、みたいな。
1箱は家用、残り4箱は自分用
お菓子大好きな次男ですが、家には1箱くれまして、残りの4箱は自分用として買ってきたみたいです。
元夫にあげるのかと思いきや、「そんなわけないじゃん」とあっさり返されました。
そ、そうですか・・・
で、結局、1人で4箱、食べてました。
1か月もしないうちに、なくなっていました。
冷蔵庫に大量のジュースを発見
先日、実父と1時間くらい電話で喋っていたら、次男が何度か家を出入りしていまして。
何をしているのかと思いつつ、父と話していました。
電話が終わった後、次男にどこかに出かけたのかを聞いてみたところ、
ジュースを買いに行っていた、と話してくれまして。
ふーん、そうなんだ、と思って、麦茶を飲もうと冷蔵庫を開けたら、
デーン、とペットボトルや缶ジュースがたくさん入っていまして。
全部で1000円分買ったらしいです。
近くの自販機が1本100円なので、10本買ったってことですね。
冷蔵庫に空きがなかったからと、野菜室にも入っていました。
実は缶ジュースを落として1本ダメにしたらしい
父と電話している間、次男はジュースを3本買おうと思って、お金を持って自販機に行ったのですが、1本落としてプシューっと出てしまったらしいのです。
で、くやしかったらしく、一度家に戻り、1000円とリュックを持って再度チャレンジしに行ったらしい。
そして、再度ジュースを買い、リュックに入れてみたら、なんかジュースを買うことが楽しくなったらしく、1000円分買ってみた、ということでした。
なるほど。
それでこんなにたくさんのジュースが、冷蔵庫に入っているというわけか。
うまくいくまで再チャレンジしたのはとても良いことだと思う
ジュースを買いに行って、1本落として飲めなくなったから、
次は落とさないようにリュックを持って出直したのは、とても良かったと思いました。
同じ失敗を繰り返さない、そのスタンスはすばらしい。
ジュースを買うことが楽しいと思えることはすばらしいと思った
大人になってしまうと、ふとした行動に楽しさを感じられなくなっていきますよね。
慣れるというか、刺激がなくなるというか。
年齢を重ねるごとに、興味関心が少なくなっていくので、ただ、自販機でジュースを買う、という行為だけで「おもしろい」と感じられること自体、私にとっては新しい感覚でした。
そもそも私は自販機でジュースを10本も買ったことがないし、ボタンを押すことが楽しいと思ったこともないわけです。
でも子供は、自販機のボタンを押すことは楽しいのでしょう。だから、 アンパンマンの自販機、のようなおもちゃがあるわけだし。
何か楽しいと思えることがあることは、それだけ今を生きられているということ。
大人になると忘れていく、今、という瞬間を楽しんでいる次男が、ちょっとうらやましかったです。
なぜ次男が1000円分もジュースを買えたのかと言うと
うちは給料制なのです。
私が働いているために、家の家事の一部を子供達にお願いしているんです。
長男は洗濯の取り込み担当、次男は掃除機担当、二人とも、自分の食べた茶碗は自分で洗う。
それ以外にも、ゴミ出しを手伝ってもらったり、買い物を手伝ってもらったり、ご飯の用意を手伝ってもらったり、ご飯を作る手伝いをしてもらったり。
なんだかんだ言って嫌がらずに手伝ってもらっているんですよ。
それもこれも、家事手伝いに給料を払っているからだと思っています。
給料は1日100円の3000円
子供につき3000円の給料は高いと思われるかもしれませんが、1日100円のお手伝いをしてもらっていると計算し、3000円を支払っています。
中2の長男はまだしも、小5の次男には大金でしょう。
集団宿泊のおこずかいは私が出したとしても、1000円分のジュースは毎月のお給料を貯めていたからこそできることですね。
結構貯金できているらしい
とはいえ、そんなに使うこともないので、結構貯めているらしいです。
ということで、大人買いは楽しかったらしい、というお話でした。
ではまた。